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<世界のヒット商品>ディズニーうならせた電子ペン

説明:掲載元→http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150614-00000011-mai-bus_all
パソコンとつないでデジタルの絵を描く電子ペンやタブレットを開発・製造するワコム。デザイナーやクリエーターに愛され、電子ペンとタブレットで構成するペンタブレットの世界シェアは8割を超えている。

 1983年に創業したワコムは当初、設計などで使う電子ペンの開発を進めていた。ところが80年代後半、ある社員が遊び心でペン先に毛筆の筆先を付け、パソコン上に絵を描いた。すると思った以上にうまく描けることに気付き、「これは商品になるのではないか」と開発が進められることになった。

 「絵も描ける電子ペン」は国内だけでなく、ソフトウエアやインターネット関連のハイテク企業が集まるシリコンバレーがある米国西海岸や欧州にも売り込んだ。

 まず、その技術力の高さに目を付けたのが米・ウォルトディズニー社のデザイナーたち。パソコンでアニメを描くことができればデザインの変更など作業が簡単になる。当時、製作が進められていた映画「美女と野獣」で協力を求められることになった。

 ディズニーからは、デザイナーの力の加減で線の太さや色の濃淡を認識するための筆圧の機能向上や、筆で描いたようなイメージを出すための色のさらなる向上を求められた。ディズニーからの細かな要求に応えたことで性能も向上した。

 使い心地の良さは、ディズニーのデザイナーを通じて映画「スター・ウォーズ」を製作したルーカスフィルムなどハリウッドのクリエーター全体に広まり、そこからウェブデザイナーや一般ユーザーへと顧客の幅も広がっていった。

 同社ペンタブレット事業設計部門の稲田祐一シニアバイスプレジデントは「ディズニーのデザイナーたちが、デザイナー仲間に製品の技術力の高さを伝えてくれたことで一気に浸透していった」と話している。【永井大介】

 ◇圧倒的 世界シェア8割

 売上高が2011年3月期の330億円から、15年3月期の745億円に倍増するなど好調が続くワコム。最大で27インチのディスプレーにそのまま絵を描けるペンタブレットのほか、クレジットカード利用時の署名などに用いられるサイン専用の液晶タブレットも作っている。世界シェアが8割と圧倒的なシェアを誇るいまでも、筆圧や書き心地の改善など商品力の向上に余念がない。同社は「最終的な目標は紙やペンと同じ書き心地のペンタブレットを作ること」と意気込んでいる。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=kSN3MRvtVBs

制作者:Chin Ganpon

再生時間:00:50

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